いずみ通信02 H15・4・30 トップへ(HOMEへ)




<自然遊びと竹の子>
   風薫る五月になりました。 子どもたちも少しずつ、園生活に慣れてきました。
まだ、何をして遊びたいのか、戸惑っている子どもたちの不安を取り除くのには、 自然遊びが一番でした。

   裏庭で、たんぽぽ摘み、綿毛とばし、小さな虫探し、タニシとり。
近くの田んぼで、レンゲ遊びをした時は、一面ピンクのじゅうたんに ダイビングのように飛び込んだり、レンゲに埋もれて寝たり、そしてさくら組だけ 紫川の菜の花畑に連れて行き、川遊びもしました。
   先週、竹の子山に、竹の子の赤ちゃん探しに行きました。
出てる出てる、いっぱい、足元に。
踏まないように、気をつけて歩き、「早く大きくなってね」と言って帰りました。

が・・・・。

   休みの日に、いつ竹の子堀をしようかと見に行ったら、なんと全滅でした。
最初は二本足の動物(人間)の仕業かしら・・・と思っていたら どうも足跡からして、大きないのししのいの君のようです。

   昨年は、他の幼稚園も来てたけのこ堀を楽しんだのに、 今年はどこも裏年で竹の子はとても少ないそうです。 私も嫁いで、かれこれ15年になりますが、いのししに食べられたのは初めてです。

   山には、食べ物が少ないのでしょうね。仕方ありませんね。
今週は、竹の子山に行き、その事を子どもたちに話をしたいと思います。

−竹の子から教わったこと−
   みんな自然の中で生きているので、いのししを悪者にしないこと。
生きるためには、食べないといけない。
一生けん命食べ物を探しに来ているので、今年は竹の子掘りはあきらめましょう。
ということから・・・
   人間の食生活について考えました。
いつでも、どこでも、何でも手に入る環境(コンビニなど)は、便利ではあるが 本当に必要なものでしょうか?
お腹がすいたら夜遅くでも買いに行く、子どもがお風呂上りにアイスが食べたいといえば、 夜でも連れて外出する。
ささいな事のようですが、車があるため、コンビニがあるため、便利なものがあるために、 人間の心の環境も変わってきていると思います。
一番思うことは、我慢ができなくなってきているのでは・・・と思います。
すぐ何でも手に入りやすくなっているので、「また今度、今日は我慢してまた明日ね。」 など、あきらめるという事を、今の幼児期にきちんと教えて欲しいと思います。
子どもにだけでなく、周りの大人も、気をつけていただきたいと思います。
   竹の子にしても、農作物にしてもそうですが、何らかの理由、 例えば、梅の花が咲く頃に強風が吹いて花が落ち、実にならなかったなどで収穫できない。 そんなときに気づくのですが、収穫できるのは当たり前ではないということ。
自然の中で育つものは、必ず実る保証はなく、それらが手に入ることは、とても ありがたいことなんだということを強く思っています。
こういうことから、食べ物を大切に考えて、子どもたちと自然の中で生きている、 生かされている、ということを感じていきたいと思います。
   こんなふうに、子どもと接する中、自然とふれあう中で、 私なりに感じたことを書いていきたいと思います。
よろしくお願いします。それから、何でも気になること、気づいたことがあれば遠慮なく教えてください。
一緒に考えていきたいと思います。