いずみ通信8 H18・6・27 トップへ(HOMEへ)




<食育編>
  先日、bUで「食育について」の話をさせて頂きましたので、5本の柱を中心に気付いた事をお伝えしたいと思います。

食育のテーマ「食べることは 生きること」
@ 感謝しておいしく頂く

  ◎ まず大人がご自分を振り返ってみましょう。子どもは見ていますよ!!
  • 食事を前にし、手をきちんと合わせ、声を出して「いただきます」「ごちそうさまでした」を言っていますか?一人で食べる時もです。
  • テレビを見ながら、新聞を読みながら食べていませんか?
      今、何を自分が口に運び、何を食べているのか・・・。
      いろんな命をいただいているのです。きちんと正しい姿勢で食卓に向き合い、声に出して「おいしいね」など、楽しい食卓になるよう心がけましょう。
      耳はテレビ、目は新聞、口は食べ物では、脳が混乱し、食欲の湧かない、味覚も育たない細胞が増えますよ。
      ※ 私の祖母がよく目を閉じて食べていたので、子どもの時不思議で「どうして目をつぶって食べるの?」と聞いたことがあります。祖母は「目を閉じて食べるとね、何倍も味がよくわかるの。そしてこのりんごの実のなっている風景も見えてくるのよ。」と言われました。真似をして目を閉じて食べると、かむ音や、いろんな味が広がり、なるほどぉーと思った事がありました。
  • 食材や調理をしてくださった人に感謝の気持ちを持ち、言葉に出しましょう。
    料理は、家族の喜ぶ顔が見たいから、「おいしいね」と感じてもらいたいから、楽しく作れると思います。
    大人が子ども達のお手本になれるよう心がけ、食事を楽しみに待つご家庭になるといいですね。「おなかすいたぁー、今日のご飯なあに?」って言われると最高!!
A 食事に向きあう
  • @の感謝しておいしく頂く中にも含まれていますが、姿勢を正すことから気をつけましょう。食事の作法は家庭で教えるべき事です。
    はしの持ち方、器の持ち方など口やかましく言わず、うまくできた時に誉めることです。
    食事の基本は楽しくです。
  • 食事の器は、赤ちゃんの時のプラスチックの物はやめて、本物(陶器やガラスなど)を使い、大切に扱わないと割れてしまう事も伝えましょう。
    プラスチックのおはしや器で食べるより、木のおわんや陶器の茶碗で食べた方がずっとおいしく感じると思います。人としての感性を育てていきましょう。
  • 食事に対して一番失礼なのは、間食ばかりして夕食を前に「今、あまり食べたくない」という事だと思います。作ってくれた人、食材に対し、出された物をおいしく頂くことができない事は、とても悲しい事です。
    きちんとお腹をすかせて残さずおいしく頂きましょう。

幼稚園での取り組み
  「食育」という言葉が今日のように出回っていない頃、5〜6年前からでしょうか。ある時子ども達と接する中で危機感を覚えました。山下先生のクラスでお当番さんに朝、質問するコーナーがあり、だれかが「朝、何を食べてきましたか」の質問に、5人中2人しか答えられなかったそうです。たった2時間前に食べた物ですら思い出せないのか、きちんと食べてないのか・・・担任をはじめ職員でこれは一大事と受止め、幼稚園でできる事は!!を話し合ってきました。質問も意識的に食べ物に関する内容にしたり、運動会でも食べ物ゲームや誕生会でも味当てクイズなど、保育の中に取り組んで、子ども達に、食べる意欲を育てていこうと心がけています。幼稚園の目標「命を大切に考える子ども」の中の一つとして、食育をしています。野菜や果物の収穫、調理などが食べ物を頂く気持ち、おいしいと感じる心が伝わりやすいようです。
  ※ さくら組では、お当番の日の朝は、お母さんに「おつゆと目玉焼きと納豆にして!」などお母さんに注文するそうです。いいことですね。