いずみ通信10 H18・7・3 トップへ(HOMEへ)




<食育の5本の柱(bW)の続きです>
B食事を通し元気な身体を知る(健康について興味を持つ)
  後日食育の絵本を紹介しますが、幼稚園で使っている食育の絵本では、「4つの色の元気ッズ」が出てきます。
アンケートの中に幼稚園で使っている表を家に貼って、お子さんと会話したいというご意見も何件かありましたので準備する予定です。

  子ども達が一番わかりやすく、自分の身体に興味を持つのはうんちからです。
表現しにくい自分の体調を、便を通じて判断でき、健康な便は食事と規則正しい生活から・・・ということを知り、自分で健康を意識することができるように導きます。
幼稚園の昼食中にも「あっ黄色の元気ッズが入ってるから食べたら力がでてきたよ。」など、そのお子さんはおにぎりを食べガッツポーズをしていました。

  自分の口に入る物を意識することはとてもいい事だと思います。
以前規則正しい生活や体内時計について書いた通信を思い出して下さい。


“朝食は必ず食べさせて下さい”

  かむことで脳が刺激され目が覚め、腸も動き出します。
朝はきゅうりのスティックサラダなどおすすめです。

  夜遅くまで起きていると朝起ききらず、時間もなく朝食がとれません。
きちんと食べさせるのは親の役目ですね。


C食べ物の育ちを知る(野菜を作り収穫を喜ぶなど)
  幼稚園でも命の大切さを知るための一つとして、自然との触れ合いを大切に考え、野菜作りをしたり、果実の収穫を楽しんでいます。
小さな種をしっかり握り、丁寧に蒔き、「元気に育ちますように」とお祈りをし、お世話をします。
野菜の成長を目で見て、触って、肌で感じ、香りを楽しみ、そして収穫を喜び、感謝しておいしく頂きます。

  そして、何よりも自分が持ち帰った野菜は格別のようで、普段なら見向きもしないピーマンやしいたけも大切にします。
ぼくのたまねぎわたしのじゃがいも!!って。

  根野菜には葉があることも発見したようです(年少さん)。
そして野菜にも花が咲くという事もあたりまえですが、子ども達は花が実になる。
ナス、トマト、オクラなど、毎日かいがいしくお世話しています。
プランターでの家庭菜園はおすすめです!!

  今後は、肉や魚などからできる食品についても伝えていきます。
アンケートより・・・
野菜はスーパーの袋に入ってあるのではなく、土の中で育っていることがわかったと思う。
(園からのたけのこ、玉ねぎ、じゃがいもを持ち帰って・・・年少)
D味がわかり、料理を楽しむ(食事を作る人の気持ちに気付く)
  お子さんと一緒に台所に立ち、素敵な時間を過ごして下さい。
  自分が作った料理を相手がおいしく食べてくれる・・・こんな喜びも是非味わってほしいと思います。
アンケートより・・・
「お母さん、おいしいお弁当ありがとう」と言われ、嬉しかった。(年中)
自分で作ったら残さず食べると思います。
  園では、年少はあじさいゼリー、年中はよもぎ入りホットケーキ、年長はよもぎ入り蒸しケーキを作り、大喜びで食べていました。

  先週、年長がだいずの種を蒔きました。
自分で作った陶芸の器で、自分で育てた大豆を自分たちで調理し、豆腐を食べる予定です。
豆乳やおからも挑戦してみます。

  ※月に一度はご家庭で調理デーにし、みんなで料理を楽しんで下さい。
台所や食卓には、生きる為に必要なことがすべてあります。

以前、お渡しした「食卓の向こう側、食育その力」のご感想を教えて下さい。
  自分で作る「お弁当の日」など、素敵な取り組みがたくさんありましたね。
私の学生の時は、4姉妹で朝、卵焼き、揚げ物、煮物係など手分けして作り、最後に詰めると残り物になったりと、朝から賑やかでした。
でも今、我が子を振り返ると、お弁当を自分で作る事はなく、朝は仕度で精一杯のようです。
作ってもらうのが当たり前になっている事をどうにかしないと・・・と焦るばかりです。
生きる力をつけるのって難しいですね。

  先月、実家の父を亡くしましたが、父を思い出すと必ず食べ物と関係しています。
身近な方で亡くなった方を想うとき、不思議と私の場合は、食べ物のエピソードばかりです。

  父の事をいくつかお話させて頂きます。
「食育その力」の1枚目に、園児たちが苦労して抜いたごぼうの話がありましたね。
私も夏休みは家族総出で、えだ豆の葉をちぎっていました。
茎と豆だけにして、ワラで束ねて市場に出していました。
夏休みの終わりから9月にかけては、朝4時〜両親はいちじくを収穫し、その頃の朝ごはんは、いちじくでした。
冬に入ると大根を取り、冷たい水で洗い、手があか切れになりながら早朝からの作業は、やっと夜中11時頃、青果市場に持っていき、立派な大根が1本10円で取引され、肩を落としながらも娘達に夜中、ラーメンをおごってくれる父でした。
お米も農繁期は、みんなで手伝い、私達もコンバインやトラクターを運転し、一緒に手伝えたのは、幸せな事だったと思います。

  とりとめのない話になりましたが、子ども達と一緒に時をすごす事を大切に考えていきたいです。