いずみ通信22 H18・12・8 トップへ(HOMEへ)




<いのち(1)>
  最近、連日のように子ども達の自殺のニュースがあります。
何か手だてはなかったにか・・・・死をえらばなくても と思いながらも、本人にとってはぎりぎりの選択だったのでしょうね。
本当に心が痛くなります。
  先月 南小倉中学校で卒業生の飛び降り自殺がありました。
うちの娘の同級生でした。
今まで他人事のようにニュースを見ていた子ども達も、身近な友人の死に向き合い、何かを感じているようでした。
丁度、職場体験の二日目で、実習は早く切り上げ、学校で集会がありました。
先生方もマスコミの対応に追われ、慌ただしく過ぎるなか、中学校の生徒たちもショックを受け、精神的不安定になり、体調不良を訴えるお子さんが多かったそうです。
  以前から考えていた事があります。
子ども達は死をどのようにとらえているのかなぁ・・・と。
新聞のアンケートに、小学6年生を対象に、「人間は、死んでも生まれ変わると思うか?」の問いに、約3割の子どもが、YESと回答しているのを見て、大変驚き、とてもショックでした。
テレビゲームのリセットやドラマ、映画の影響なんでしょうが、やはり親がお子さんにどう関わっているのか、新聞やニュースを見ていろいろな話をしているのかしら・・・と不安になりました。

  命あるものは一度死んでしまったら二度と生き返らない・・・だから命を大切に生きなければ

などいろいろと話をしてあげて欲しいと思います。
  子どもと過ごす時間を大切にし心や気持ちなど、伝えてもらいたいですね。
身近な方の死を通してまた、可愛がっていた生き物の死など、むだにせず、小さい時から 『命って 大切なもの』という事に気付いてもらいたいものです。
幼稚園の子ども達はについて どう捕らえているのか、各クラスで聞いてもらいました。
とても難しい課題なので学年で伝え方を変えていました。
【年少】
・身近な虫の死から→ ・いなくなるとさみしい
・死んでしまったら悲しい
・・・感情に気づく
・身近な人に置き換えると→ ・みんながいてくれるとうれしい
・みんなが元気だったらうれしい
・いないとさみしい、悲しい
・自分の命はどこから→ ・お父さん、お母さんから、おじいちゃん、おばあちゃんからもらった
・死んだらどうなる→ ・骨になる
・死んでもいつか会える
※年少は、わかりやすく虫の命から入り、まず、命探しをし、花や虫にも人間と同じ一つの命があることを伝えたら、少しずつなんとなく 命について考えだしたそうです。

【年中】
・人は死んだらどうなる→ ・骨になる、星になる、空に行く
・天国に行く、地獄に行く、生まれ変わる
・死んでしまったら→
(感情)
・会えなくなる、さみしい
・一緒にいろんなことができなくなる
※すみれ組は作品展で作った木を題材に、ゆり組は、さるかに合戦のはなしも混ぜ合わせて、自分の命だけれど、自分のものではなく、ずっとご先祖様からつながれていることを伝えました。
そして 中嶋先生と齊藤先生のお母さんとしての気持ちや、赤ちゃんを産んだときの思いなども伝えてもらいました。
そして先生方の身近な方がなくなったときの話もしました。

  先生方も自分のクラスに合った話をし、子ども達の口からなるべく多くの言葉が出るように、みんなで考える時間を大切にしました。
それぞれのクラスで工夫し わかりやすく子ども達に与えることができました。