いずみ通信15 H22・12・13 トップへ(HOMEへ)




ごあいさつ

カレンダーが12月に変わり1枚になると、1年の早さを感じます。久しぶりにいずみ通信を書いています。 書きたい事はたくさんあり心が一杯になっているのですが、11月・12月はお寺の方でバタバタとしなかなか座る時間がなく、 とうとう秋が過ぎて冬の入口になってしましました。
個人的な事ですが、11月の中旬に、お寺の関係で園長と福井県の永平寺に行ってきました。 丁度紅葉が素晴らしく久しぶりの旅行?でした。大晦日に除夜の鐘をついている映像が NHKで放送されているお寺です。お寺に泊まるので、朝は早く3時半起床、朝のお務め、座禅、法話などプチ永平寺体験 をして、身も心も清くなったような気がいたしました。


永平寺にて

永平寺には約300人程の若いお坊さん達が修行しています。毎朝、食事係の方は午前1時起床で1日中、丁寧に精進料理 を作っています。今は、1年間分のたくあんの漬け込み作業の頃だそうです。お料理にも感激しました。 お坊さん達のは質素ですが、私達の分はお膳で品数も多かったですよ。以前、お寺の食育プリントをお渡ししました。 後半の分も近々お配りしますので是非お読み下さい。感謝して頂くことがよく分かります。 1ヶ月この食事なら絶対にヤセられそう!!
一番感動したのは、毎朝3時からの修行が800年前から全く変わらず脈々と 受けつがれている・・ということです。苦しい修行ですが続いているって凄い。 それから建物も素晴らしく、歴史を感じてきました。毎日、若いお坊さんが掃除の作務をするのでピッカピカでした。 山の斜面に幾つもの建物があるので縦向きはすべて階段、横向きはすべて廊下なので、 窓はすべて菱形でびっくりしました。
うちのお寺(大興善寺)も約780年前からここにあり、鎌倉時代から歴史を積み重ねて、何度も戦で焼けましたが、 山門と池横の舎利殿と仏像4体は奇跡的に難を逃れ、現在まで残っています。


歴史

次の日は金沢まで足を伸ばし、忍者村に行ってきました。ここも凄く、からくり寺で落とし穴や、かくし戸、隠し部屋、 隠し階段など次から次から驚きの連続でした。金沢城のお殿様がお忍びで来られるお寺なので、命が狙われやすく、 いたる所に抜け道があり、こちらでも歴史の深さを感じてきました。
園長(住職)が若い時に修行を積んだ永平寺に、檀家の皆様と行き、改めて身の引き締まる思いをしました。
皆様のご先祖様をお守りしている・・・という事、お寺は生きている時に来て頂く所、お檀家の皆様から守られている・・ という事など、忙しい毎日で、私自身ゆっくりと手を合わせ、ご先祖様方と向き合っていなかった事を反省しています。 自分の目の前の仕事にお寺にしても、幼稚園にしても、余裕を持って丁寧に関わっていきたいものです。


命に感謝

幼稚園では、宗教的な事はしていませんが、神や仏様の前では手を合わせる心、生き物や植物を大切に思う心、 いろいろな事に感謝の心を持つなど、心を育てる道徳的な事は、お寺という場所で感じとってもらっています。 永平寺から帰ってきて、もっと幼稚園でも座禅など、心の教育の一つとして、できたらいいなぁと思いました。
すみません、書き始めたら、団体参拝の反省文になってしまいました。一歩外にでて、自分の立場を見直すことができた事や、 お檀家さん方と楽しく過ごせた事は、これからの人生に、私の方向性が見えてきたような気がします。 年末年始は、ご実家に帰られた時は、しっかりと手を合わせ遠いご先祖様方に思いをはせ、 命を頂いた事に感謝してゆっくりと向き合って下さいね。お子さん達にも是非、ご先祖様にお参りをさせて下さい。合掌