東日本大震災によせて その1(H23年度No24)
梅の花も、いつもより遅い開花で、今週はようやく満開を迎えました。 さて、この週末は3月11日の震災から1年になります。 |
自宅は一部損壊、旦那の実家は大規模半壊となりました。 夜になって「海岸線付近に2〜300の遺体が浮かんでいる模様」といわれても… 多分殆どの地元民より、リアルタイムで震災報道を見ていた九州の皆さんの方が、よほど状況を理解しておられたことと思います。 震災から八か月あまり、ようやく学校の補修が始まり修理や新築の家が目をひく一方、 避難所から仮設住宅にという変化はあるものの、家族や仕事を無くした人々の喪失感は大きく、 ほぼ無事だったことを声高に喜ぶ気持ちにはなれないのが実情です。 とにかく、「終わった事」として「忘れ」られるのが一番怖いのかもしれません。 ※一部省略しています。 震災の一ヶ月前、町内会から「安全確認札」というものが配られていました。 地震後の混乱時期は、とにかく水と食べ物の確保に走り回りました。 今回はガソリン不足もこたえましたが、その分自転車が大変頼りになりました。 何をすれば確実、と言うものはないのかもしれません。 この手紙の中にも書かれていましたが、忘れない事、
そして 自分自身にも起こるかもしれない危機感を持ち、 この機会に今一度、ご家族で連絡先、避難場所など話し合い、救命用品の準備をし、備えて下さればと思います。 子ども達にも、自分の身を守る事を教えていき、さらに人の役に立つ事ができるよう導いていくのが大人の務めだと思います。 |