No.12(R7.10.31)(秋の気配)(数え方)(わしみね農園・果樹園)
朝夕の空気がとまっている時に、砂場の方からほんのりと金木犀の香りが 漂ってきます。いつもより1ヶ月遅い開花です。 そういえば、池の横の 芙容の花も開花が遅く、例年では夏の花で7月~9月に咲いていたのが 今年は8月~10月まで咲き、ついこの間まで楽しませてくれていました。 気候の変化で、地球上の植物や生物は何かしら影響を受けています。私達人間も体調管理に気をつけて過ごさなくてはいけませんね。 赤ちゃん、幼児、お年寄りはすぐに影響を受け、今は一日の温度差も大きく 風邪ぎみの状態が長引いているお子さんが多いようです。 充分な睡眠、栄養、休息を心がけて健康な毎日をお過ごし下さい。 真っ青な秋空に吸い込まれそうな感覚になるこの頃、空気さえもおいしく 感じます。短いけれど、食欲の秋、芸術の秋、スポーツの秋etc楽しみましょう。 (おまけのはなし) 数え方について...先日、お寺の法要で耳にした話です。「なる程ね~」と変に感心しました。 そのお坊さんもラジオで聞いたそうなので知っている方もいらっしゃると思いますが、数え方について...どうして鳥は1羽、牛や豚は1頭、魚は1尾(1匹)、人間は1名(1人)と呼ぶようになったのでしょうか? どうして?なんて考えた事もなかったので「え?」と声に出ましたが、「食べた後に残るもの~」だそうです。 ![]() 「鳥は羽根、牛や豚は頭、魚は尾鰭を残すから~」な~るほど!!では人間は?死んでしまっても、名前はいつまでも残るから。」というオチでした。 ◎名前はいつまでも残るから、自分らしく後悔しないよう一生懸命、名に恥じぬように生きていきましょう。今一度ご自分の名前の由来を思い出してみましょう...
わしみね農園・果樹園 ![]() お米田中さん いつもありがとうございます 今年は年長さんが、春に田植え、秋には稲刈り、そして民芸資料館に置いているような昔の大正時代の回転式足踏脱穀機を近所の方からお借りして、皆で脱穀の体験をしました。 お米になるには、一粒一粒のもみ殻もはずさないといけません。昔ながらの方法ですり鉢に入れて、こすったり、ビンに入れて棒でつついたりしてもみ穀をはずす体験もしてお米一粒の有難みを感じてもらえたと思います。
「おにぎりは、一体何粒のお米を使うのかなぁっ」と言っていたので、「今度、おにぎりパーティーの時に数えてみるのもいいね」と言ってしまいました。 ・脱穀後の藁を使って、かかしを作っているので作品展で見て下さいね。 芋堀り6月に苗を植え、今は芋の葉が青々と育っています。いよいよ収穫です。
子ども達は、小さな芋でも満足して喜びます。 量によっては持ち帰れないかもしれません。その時は園で塩ゆでにして食べます。 以前、芋を持ち帰ったら「ママが、小さいね。と言った」と悲しそうな子。言葉かけに気を使って下さいね。 次の日「みそ汁に入ってた。お弁当に入れてくれた。天ぷらで食べたよ」の声が田中さんや私達にとって最高のごほうびです。 柿甘柿、渋柿共に豊作で毎日、田中さんと会長さんが、一生懸命取ってくれたので全員に届ける事ができました。
先日は渋柿を年長さんが皮をむいて干し柿を作ってくれたので、つぼみ組の前に干し柿のカーテンができています。 昔からの先人の智恵で食べ物を干すという保存の工夫は素晴らしい!! うまみが凝縮し栄養価も高くなり、渋くて食べられなくても太陽の光と風の力でこんなにも甘〜く変身するのです。干し柿のカーテンに「おいしくな〜れ」と声かける子ども達の姿にいやされます
・この機会に干物、乾物についても伝えていきます。買物に行った時にお子さんと見つけて下さいね。 ・忍者は遠方に行く為、ほとんど乾物を持ち、栄養補給をしていたでござる。 ・煮豆を干した物・炊いた米を干した物・梅干・魚の干物 (スズメバチ)10階建の巨大巣バナナの木の近くに過去最大級のスズメバチの巣がありました。熟し柿に何匹かいたので警戒をしていたのですが、バナナの葉に隠れて気付きませんでした。 誰も刺されなくて良かった! |





